自作AAC教材 7
 
<プルスイッチ>

スイッチは押すタイプの物が多いですがこれは引っ張ってスイッチを入れるタイプの物です。ケースの中にマイクロスイッチが入っていてそこにテグスが取り付けてあって引っ張ることでスイッチが入ります。弱い力でもスイッチが入れられます。ダブルクリップなどで設置すると使いやすいと思います。
<棒スイッチ(どっちもクリップ付き)>

棒スイッチをどっちもクリップに取り付けた物です。子供たちが操作しやすい位置にスイッチを置くことができます。場合によっては手以外の場所を動かしてスイッチ操作することもみできます。たとえば、頭で操作したり、脚なんかでも操作することもできます。スイッチの先端に紐をつけたりすれば引っ張ってスイッチにもなりますね。
<入れるスイッチ2>

100均で売っていた茶筒ですね。中にマイクロスイッチを入れて、ビー玉を入れるとスイッチが入るようにしてあります。ただ、ビー玉を一個入れるだけでスイッチが入り続けますのでオモチャは工夫が必要ですね。小さいビー玉なら何個か入れないとスイッチが入らないという風に遊ぶこともできますね。
<振動LEDスイッチ(接続ケーブル付きタイプ)>

100均のLEDライトを改造してスイッチにしたものです。内部にリレーを組み込んでロック式のスイッチをマイクロスイッチに交換して押している間振動モーターとLEDライトがフィードバックし、接続したオモチャも動かすことができます。
<自作BDアダプター>

電池で動くオモチャの操作をするときに使います。スイッチでON状態を固定できるオモチャが良いですが、ボタンスイッチなどでテープでスイッチを固定できる物も使えます。場合によっては教師が本体のスイッチを入れているときでないと外部スイッチでの操作ができないというのも共同作業あるいは外部スイッチの動きを制御できるという利点もあります。
<USBマウス>

昔からよくあるUSBマウスを改造して左クリックを外部スイッチで操作できるものです。
従来の使い方以外にも視線入力の際のクリックのための「注視」が難しい場合、「クリック」をスイッチで代替えするのに適しています。