天然抽出タウリンと化学合成タウリンの違い


「タウリン」は、化学名では「アミノエチルスルフォン酸」と呼ばれています。
現在、タウリンは天然素材を利用してつくられたものと、化学合成品の二つがあります。


天然素材としては、魚介類と牛の胆汁を利用して抽出したもので、化学合成品はエチレン等から作られております。
厚生労働省では、天然素材のものは『食品添加物』として扱い、化学合成品は『医薬品』として扱っています。

天然抽出タウリン 化学合成タウリン
・魚介類の煮汁や牛の胆汁由来

・食品添加物として使用(ミルクなど)

・残存物なし

常食に適する

塩化エチレンから合成

.医薬品として使用

1.5%以内の化合物や二次的反応化合物が残存
  することもある

人によっては残存物などが副作用を起こす可能性あり

化学合成品のタウリンは、生成過程でおこる二次産生物質や触媒の残留物質が心配されます。
そのため大量摂取は安全上許されていません。化学合成のタウリンは日本薬局方に基づき1.5%以内に科学合成品の残存物や二次的に反応してできた化合物が混入することを許されており、これらが人体に悪さをする場合があるからです。


 天然抽出タウリンは、常食としても問題がないという基準にそって、『食品添加物』として認可されています。
化学反応を加えることなく抽出したものは残存物の心配がありませんので、安心して摂取することができるのです。

 また、摂取する分量の問題ですが、いままでの研究報告によれば、仮に摂取しすぎても、不要なタウリンは尿中に排泄されてしまうので、あくまでも体内には必要な分量しか残らないことが分かっています。


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